Whisky Digger

「Dig=掘る」の精神でウイスキーをモルト中心に飲んでいます。

シークレットスペイサイド 2008-2021 13年 56.8% ヘンプスパロー 発 ウィスク・イー

SECRET SPEYSIDE 2008-2021 13y 56.8%

Hemp Sparrow 發 / Whisk-e

 

1st Fill Bourbon Barrels

 

【Good/Very Good】

f:id:whiskydigger:20221023160436j:image

香り:

リンゴのコンポート、クリーミーな麦、バニラカスタード、ドライアプリコット

 

味わい:

麦々しい口当たり、リンゴ、ペッパー、オーキーでビター

余韻はそのままにオーキーでビター、ほのかにリンゴの蜜

 

ウィスク・イーのヘンプスパロー、發のシークレットスペイサイド。

スペイサイドで家族経営、直火蒸溜とくれば…グレンファークラスですね。

 

ファークラスにしては珍しいバーボン樽、バレル4樽のヴァッティングということで、シェリー樽との違いやマスクされないすっぴんの部分が感じられないか楽しみに飲みました。

 

結果バニラ香や黄色い果実感などの華やかな部分はなく、オーキーで麦々しくどっしりとした印象でした。

 

ファークラスには元々軽いというイメージはなく、シェリー樽でも感じた重めの印象と重複する面もあり、感じているハウススタイルは概ね正しいのかなーと。

 

勉強になったボトルでした。